クアラルンプールってどんなとこ?

クアラルンプールってどんなとこ?

マレーシアの首都であるクアラルンプールの概要について

クアラルンプールってどこにある?

クアラルンプールは東南アジアにあるマレーシアの首都。(でも政府関係機関は別の街(プトラジャヤ)にあるという。首都って首都だって言えばそうなるようで、あまり厳格な定義はないみたい)

マレーシアはざっくり人口3,000万人、国土の大きさは日本と同じくらい(0.9倍程度)の南国。
赤道近くに位置するので、年がら年中気温30度越え。そんな中でも住んでみると暑い時期寒い(涼しい)時期が有って、風邪が流行ったりするから不思議な国。

マレーシアという国は、タイと国境を接するマレー半島にある西マレーシアと、ボルネオ島にある東マレーシアで構成され、クアラルンプールは西マレーシアに。なお、東マレーシアは高度な自治が認められており、西マレーシアから訪問する際には国内旅行なのにパスポートの提示が必要なほど。初めて訪れた時はびっくり。

クアラルンプールの特徴

第一印象は、都会じゃん!

クアラルンプール国際空港(KLIA)がKL市内から車で40-50分とかなり離れて、かつパーム林の中にはあるため初めてマレーシアに訪れる人は「未開の地にきてしまった」という印象を持つ人もいるようで笑。

もともと南国、熱帯雨林、オランウータンみたいなイメージを持たれている方も多いからかな?

ただKL市内にくれば高層ビルが立ち並び、新たな高層ビルもどんどん建設されている都市だ!という印象を持つはず。その中でも垣間見える東南アジアの雰囲気を堪能するのも楽しかったり。

クアラルンプールの人々

いわゆる多民族国家であるマレーシアの首都という事もあり、

  • 5-6割を占めるマレー系 (ほぼほぼ国教でもあるイスラム教徒)
  • 2-3割を占める中華系 (キリスト教および仏教がほとんど)
  • 1割程度を占めるインド系 (ヒンズー教)
  • その他

という構成であり、街にはイスラム教の礼拝所であるモスク、キリスト教の協会、仏教のお寺、ヒンズー教のお寺や聖地があるなど、多彩な街です。国教をイスラム教と定めつつ、他の宗教にも寛容であるという点がこの良い状況を生んでいるのかなと感じるね。

ただ、住んでいて感じるのは決して融和はされていない。例えるなら水と油が交互に層を作っているように、それぞれの民族が混ざり合わず、でも分断もすることもなく、という状況を上手く作り出しているのかなと。無理に融和を図ることなく、一方で上手く共存するための一つの現実的な解を示してくれる国、なのかもしれないですね。