マレーシアから日本へ一時帰国する際の流れ
日本政府の水際対策で日々制度が変わりますが、2021年10月頭に日本へ帰国した際の流れです。
1. マレーシアでの準備
再入国の許可証を取得
現在、マレーシアは自由な入国を許可していないので、日本帰国前にマレーシア再入国の許可証を取得します。
申請は下のサイトから Exit and Return Application を申請する形に。
https://myentry.myxpats.com.my/app/
報道にも出ていますが、現在混み合っているようで申請から承認まで14日以上かかることも。
早めの申請が必要ですね。
許可証は90日以内にマレーシアに戻る事が条件になっているので、日本滞在は90日以内になります。
PCR検査
出国の72時間以内にPCR検査を受けて陰性の結果がないと、日本に入国できません。
出国する日の前々日に検査を受け、前日に結果を受領、当日に飛行機という流れが一般的です。
日本政府指定の様式を準備しないといけないので、手慣れているHIBARI Clinicで検査するのがおすすめです。
日本に帰国するための検査と連絡すれば、日本政府指定の様式をクリニックで用意してくれるので、自分で準備する必要がありません。
結果も翌日メールで送付してくれるので、再度病院に行く必要もありません。(自分で印刷する必要はあります)
アプリのインストール
日本政府が指定するアプリを事前にスマホにインストールしておきましょう。入国後の手続の中でアプリの設定や説明がありますが、インストールしていないと、その場でインストールが必要で時間がかかってしまいます。
Androidで有れば3つ、iOS(iPhone)で有れば二つのアプリが必要です。
詳細は厚生労働省のホームページに説明があります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html
質問票の作成
Webベースでの質問票があるので、事前に回答し、回答結果画面で表示されるQRコードのスクリーンショットを保存しておきましょう。入国時の手続として利用されるので、帰国前に準備しておくと便利です。
下記サイトから質問票作成画面へ行くことができます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00251.html
補足:書類の準備は不要
誓約書等々、必要書類が厚生労働省のサイトに掲載されていますが、飛行機の中で配布され記入できます。
なので、自分で印刷して準備しておく必要はありません。
2. マレーシアの空港での流れ (KLIA1)
手続はいつも通り
チェックインカウンターで陰性証明書の確認だけありますが、あとは全てコロナ前と変わりません。
バスでターミナルへ
出国審査後、普段はモノレール?で中央のターミナルへ移動しますが、現在はモノレールが停止しておりモノレールのホームの中を歩いて一番奥のエスカレーターを下がったところにあるバス停からバスに乗ってターミナル間の移動をします。
お店はそこそこ、ラウンジもオープン
スタバが閉まっていたりして、開いているレストランもまばらです。
ただ、全て閉まっている訳ではないのでホッとしますね。
Plaza Premium Loungeは閉まっていました。ただ、Plaza Premium Lounge と同じ階のC 21-27ゲート方面にあるPlaza Premium 1st Loungeはオープンしていました。
テーブルの上にQRコードがあり、そこから注文をする形式になっていましたがビールがないのが残念でしたね。
あと、細かいところですが、2020年6月からPriority Passでの利用ができなくなっているそうです。(店員さん談)
3. 飛行機の中
特に変わったことはないですね。アルコールも提供されます。
入国時に必要な書類も配られるので、記入するぐらいなもので。
4. 入国時の手続
流れに従うだけ
全て流れに従っておけばいいです。事前に準備はできているので言われるがまま流れに身を任せるだけです。
WiFiに繋いでおく
アプリの操作説明などあるので、スマホをネットに繋いでおきましょう。自分でWiFiを持ってきているので有ればそれに、そうでなければ空港のフリーWiFiに。
ワクチン接種証明はMySejateraでOK
ファイザー・モデルナ・アストラゼネカのワクチン接種者はホテルでの強制隔離が免除されますが、その証明書はMy Sejateraの画面で大丈夫です。マレーシアのワクチン接種会場で配られる紙の接種証明書は、日本のスタッフに認知されていないので「なんですかこれ?」状態になりました。
MySejateraの証明書画面をスクリーンショットにとり、その場で教えてもらえるe-mailアドレスに送ればOKでした。
後は自分で自主隔離場所へ
各種チェックが終わると、後はいつも通りの入国審査を通り、手荷物受け取りをして入国ゲートから一般エリアに。
強制隔離がないのでそのまま、一般ゲートを出てあとは事前に準備しておいた方法で自主隔離先へ移動します。
禁止されていますしやりませんが、正直そのまま電車に乗って帰っても誰もわからないなーと。。。
もっと厳しくした方がいいのでは??と心底感じました。。。
二時間ほどで解放
着陸から空港の一般エリアに出てくるまで、2時間でした。
ただ、たまたまなのか物凄い空いていて、それぞれの手続で待つこともなく、入国時のPCR検査もスムーズに検査してもらえたからラッキーだったのかな、と思います。
逆に言えば、どんなに空いていても2時間はかかる、ということですね。
それを前提に自主隔離先への移動手段をアレンジするのが良さそうです。
まとめ
色々準備が大変だー!!と思っていたものの、やってみれば大したことないなー、隔離だけ時間が取られて面倒だなーという印象でした。
コロナ禍でも移動ができるだけありがたいですね。
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