マレーシアに来る前に知っておきたい言語事情のポイント3選

マレーシアに来る前に知っておきたい言語事情のポイント3選

マレーシアに来られる方でどんな言語を勉強してくるのが良いのか?街中では何語を使っているのか?という話を聞かれる事があるのでポイントを纏めてみました。

1. まずは英語

現在もイギリス連邦の加盟国ですし、英国と歴史的な繋がりがあり基本的には誰でも英語が話せます。

時々の政府の方針によって、マレー語を推進したり、英語に戻ったりするので偶に英語が苦手な人もいますがごく稀です。ただ、そのような人もいる為か綺麗な英語に対するこだわりはないです。相手もちゃんと聞こうとしてくれるので、ゆっくり落ち着いて話せば大丈夫です。

なんなら単語の羅列でも意味は伝わります。文法やら細かいことを気にするより、とりあえず喋ってみよう!というのが大事ですね。

2. 勉強するなら中国語

これは、なぜマレーシアに来るのか?という背景にもよりますが、仕事をしに来るのであればマレー語ではなく、中国語(広東語)の勉強がおすすめです。

というのも、国民の半数以上はマレー系の方々ですが、マレー系の方々は公務員や零細企業で働いているケースも多く、日本人が多く働いている民間企業は逆に中華系の割合の方が高くなるケースが結構あります。日系企業であればほとんどが中華系中心になります。

ですので、現地社員の方々に溶け込むために英語に加えてもう1ヵ国語を勉強しようと思うのであれば、中国語(広東語)がおすすめです。福建、広東、北京等々中国語にも種類があり、複数話す中華系マレーシア人も多いですが広東が一番広く通用する気がします。

3. マレー語はあいさつ程度で十分

マレー語はあいさつが少しできる程度で大丈夫です。そこからマレー系スタッフに教えてもらう、という名目でコミュニケーションをとる形で接するとスムーズに溶け込めます。

ただ、マレー語で深く業務の会話をするという機会はあまりないので、やはり重要度は低いです。

上述の中国語も、英語があれば皆と会話ができるのですが、やはり同じ民族同士の際はその民族の言葉で会話をしているので、話を理解できるとやりやすいです。また、実際に仕事でやりあうのが中華系が多い場面が想定される、となると中国語の優先度が上がってくるという形です。

まとめ

色々と書きましたが、先ずは英語です。そこがある程度目処が立っているなら次は中国語を勉強しましょう。

駐在員として来馬される場合や日系企業で就職される場合には特に。逆にマレーシア政府関係機関で働く、政府関係機関とのやりとりが仕事の大半、という場合はマレー語を勉強するのが良いです。

より深い付き合いを始めるきっかけになりますので、ぜひ英語以外の言語にもチャレンジしてみて下さい!