マレーシアでの自宅隔離のポイント3点

マレーシアでの自宅隔離のポイント3点

在マレーシア日本大使館のホームページでも公表されていますが、マレーシア当局が入国時の隔離について施設隔離一択だったのが自宅隔離も許可が降りれば可能となりました。

施設隔離の負担を嫌って日本への一時帰国を躊躇った方も多かったので大きな変化に感じます。

なので、その自宅隔離のポイントを見ていきます。

1. 利用条件

対象はワクチン接種完了者のみです。
ワクチン接種完了とは例えばファイザーやモデルナであれば二回目の接種から14日間が経っている必要があります。

日本のワクチン接種事業に参加し、接種後すぐにマレーシアに戻ると自宅隔離は申請できないので要注意です。

またワクチン接種ができない子供がいたら自動的に対象外ということはなく、申請可能です。

2. 申請方法

hso@moh.gov.my のアドレスへマレーシア行きの飛行機へ乗る14日前までに必要情報を添えて申請します。

必要情報は下記の通りです。(2021/9/20 現在)

  • 住所
  • 隔離に使う部屋の状況
  • 隔離期間中に自宅にいる人の特徴(高齢者、12歳以下の子供、持病持ち、妊婦等)

ただ、申請方法は変更の可能性があるので、常に最新情報を確認するのが良いです。
日本大使館がしっかり情報を更新してくれるので、日本大使館のホームページを確認するのが日本語ですし楽ですね。

3. 隔離できることを証明する

日本大使館のホームページやマレーシア当局の発表にもありますが、自動的に付与されるものではなくマレーシア当局の審査を経て承認を得る必要があります。実際に、結構な数の日本人が申請が通らなかった事態にも直面しています。

かつ、きちんと理由を回答してくれない事もあるようですね。ただ色々とケースを聞くと、申請時にはしっかりと隔離ができることを説明することがポイントのようです。

特に、自宅に隔離対象者とそうではない人が混在するケースです。(家族だけ一時帰国していた、家族が遅れてマレーシアに入国したといったケース)

本当に二週間の間、家族間の接触を断ち隔離することができるのか?という証明です。ベットルームが分かれている、そのベットルームにトイレとシャワールームもついており、その隔離部屋から出歩くことなく生活ができる。
また、その部屋が隔離する人数に対して十分な広さがある事、といった点をしっかり説明する事が大事なようです。

まとめ

せっかく自宅隔離という選択肢をマレーシア政府が提供してくれているので、しっかりと準備をして自宅隔離の許可を取りたいですね。特に子連れにとって自宅かホテルかの違いは大きいですし。

最新の情報や周辺情報を確認してマレーシア当局に申請していきましょう!