クアラルンプール での出産(産褥アマ編)

クアラルンプール での出産(産褥アマ編)

マレーシアの習慣なのか、産後ケアについては充実しており日本とは異なる環境にいるからこそ、こういったサービスはしっかり利用して負担を軽くして行くのが大事かな、と思います。

産褥アマとは

日本ではあまり聞きませんが、産後の母子のケアを専門にした産褥アマと呼ばれる方々がいます。

値段としては大体一月泊り込みでMYR6,000程で、そこそこするなぁという気もしますが、内容をみれば納得です。

実際に何をしてくれるか、いくらでなのかというのは、その産褥アマさん次第だったり交渉によるところもあります。ただ、三食準備、簡単な掃除、洗濯、赤ちゃんの沐浴からオムツ交換、授乳しないときはミルクを、更には夜泣き対応までしてくれるので、母親がかなり休む事ができます。出産で弱った母体を回復させるのが先ず第一ですし。

あと新米パパママには、新生児の対応に慣れた人が24時間いてくれる、というのもとても心強いです。人によっては看護師資格を持っていたりと、熱が出たやら何やらあった時にとても頼りになる存在です。

産褥アマを探そう

妊娠したら出産時期も読める、という事で人気のアマさんは半年先まで予約で埋まっている、という事もままあるので妊娠がわかったら先ずアマさんを予約!がいいと思います。(もちろん婦人科ですが)

どのような料理を作れるのか(日本食が作れるのか)、何をどこまでやってくれるのか、というのもアマさん次第なので、妊娠がわかったら直ぐに探す、面談して見るのがいいです。泊り込みで一ヶ月程度一緒に過すことを思うと、相性というのも大事ですし。

産褥アマさんによってはこんなご飯も。

日本人界隈でお世話になっているアマさんというのは結構知れ渡っているので、色々なところで質問してみると最新情報紹介してくれます(他力本願ですが、海外在住の場合こういう繋がり結構大事ですよね)

産褥アマに頼り切ろう

アマさんは出産した病院で合流する形にして、退院時から思いっきり頼りましょう。入院時に持ち込んだものに加え新しい子供がいて、手続もいろいろあり、退院時は結構大変です。そこに慣れた産褥アマがいてくれたら助かります。退院予定日を伝え、そこで合流できるようにしましょう。少し出産が早まって予定が合わないのであれば、その分入院を延ばしましょう。産後ボロボロになった母親と新米の父親だけでいきなり子育ては地獄です。。。


家に帰ってきてからも、もう授乳以外は全部任せる、ミルクならそれも含めて全部任せるぐらいの気持ちで。

初めは頑張ってた夜泣き対応なんかも自分たちで、とか、あんまり頼りすぎるのも、とか考えてしまうかも知れませんが、しっかりお金を払ってサービスを買った等々何でも良いので割り切って任せてしまうのがいいと思います。
余裕がないと落ち着いて子供と向き合えないですし、アマさんが帰った後は嫌でも自分たちで対応する事になりますし笑

しっかり休んで、出産で疲弊した母体を回復させる、その為の産褥アマさんです。食事も回復に必要な栄養を考えてくれています。産褥アマがいなくなった後に自分達で子育てして行くためにも、しっかり産褥アマに頼って休みましょう。サボりでもなんでもなく、それが母体のため、ついては子供のためです。