住宅購入時のオプションが悉く要らなかった話

海外駐在中、日本へ帰国や赴任する友人家族と話をして一番心配な事として話に上がるのが「子供を行儀良くさせないといけない」こと。家の中を走り回る、大きな声を出す。。。海外では割と当たり前にどの家庭もしている事が、日本のマンションではできない事が気にかかるし、子供にとってもストレスになるのでは?と心配に。

我が家も多分に漏れず、親子ともストレスに耐えられず戸建住宅を購入することに。

戸建購入に伴い招待を受けた戸建住宅購入後に招かれたお家相談会という名のオプション販売会で感じたことを共有します。

目次

住宅購入後のオプションって何がある?

私も初めての購入だったので何が追加で必要なのか、という事がわからず住宅メーカーから勧められるがままに訪れた販売会場。そこでは以下のような新築住宅(特に建売)に必要と言われるものがブース別に紹介されていました。

  • インターネット
  • カーテンレール・防犯カメラ含む家具家電
  • 電気・ガス
  • フロアコーティング
  • 太陽光発電パネル・蓄電池
  • 火災保険

結論として、一つも販売会場で紹介されたものは購入しませんでした。

先に結論を言ってしまうと単純に値段が高い、ということに尽きてします。なぜそのような判断に至ったのか一つ一つ紹介します。

インターネット

ぶっ飛んで高いということはなく、まぁ良くあるネット回線でした。でも、スマホの契約とセットで割引をしてくれる会社や時々でキャンペーン割引をしている会社があるわけで。

ワンストップで申し込みできる手軽さはありますが、インターネット回線は長く固定費として支出が発生するものですし、切替にも手間がかかるので多少面倒でも最初の段階できちんと値段を比較して選ぶのが良いです。

ネットで検索すれば最安値のネット会社は直ぐわかりますからね。

カーテンレール・セキュリティカメラ他

カーテンレールは確かに必要ですがニトリのような一般的な家具屋さんでも出張見積もりサービスを提供してくれています。そちらで頼んだ方が割安でした。

他にはエアコンの購入が必要になりますがこちらも家電量販店で型落ち品を選んだ方が割安です。ポイントもしっかりついてくるので、エアコン購入のポイントでiPad買い替えできてしまいます。

網戸もなかったりします。が、こちらも調べてみると値段も大したことなく。寸法さえ測って注文してしまえば後は自分で簡単に取り付けできます。

Restaというサイトで簡単に発注できます。

他は正直必須でもないなぁと思うので焦って揃えるよりも、自分で生活してみてかなぁと。

電気・ガス

忘れずに入居日にアレンジしてくれるのはありがたいですが、自分で電気・ガスそれぞれ契約しても大した手間ではないです。それよりも毎月の固定費に関わるところなのでしっかり値段を比較して選ぶのが良いかなと思います。

こちらも電気・ガスセット割をしている会社もあり、ネット検索すれば直ぐに最安値がわかるのでそこと契約しましょう。販売会場ではキャンペーン価格と説明を受けることもあるかもしれませんが、少なくとも私が説明を受けたキャンペーン価格より安いものはネットで普通に出てきたので焦って契約する必要はないと思います。

フロアコーティング

これも単純に値段です。ネット検索で評価の高い会社に見積を依頼したら販売会場で提示された内容と同内容にもかかわらず10万円安くなりました。

また、そもそもフロアコーティング自体が必要なのか?最近のフローリングはシートであり、無垢材はほとんどないですし傷んできたら張り替えれば良いのでは?よくわからない段階で数十万円もするものをその場で購入するのか?

それよりもそのお金を利用して旅行に行った方がよっぽど満足度が高いのではないか?

といった事を考えると少なくとも販売会場では契約せずに持ち帰るのが一番だと思います。時間をおいて冷静になって、30万円・40万円の使い道としてフロアコーティングが最も良い選択だと判断できたらその時に見積を取っても間に合います。住宅購入を決めてから入居まで数ヶ月はかかるのですから。

太陽光パネル・蓄電池

現段階では設置にかかる金額に対してメリットが見出せなかったなぁという形です。購入当時はまだ補助金があったので15年くらい利用すれば設置しない場合より特になります、といった説明でした。

というか、営業の方も自信がなかったのか何年で投資回収できますか?という質問には答えてくれず、毎月の固定費を落とすことができますよ、という回答しかしてくれませんでした。

もちろん昨今の環境問題という背景もあるので環境を意識してつけていくことも良いと思います。ただ、特なのか?という観点からいくと付ける必要はないと思います。

その金額を投資に回して仮に200万円が4%で運用できれば年間8万円。15年あれば120万円に。

経済的な観点からつける理由は乏しかったなぁと思います。

火災保険

これも単純に高過ぎです。もちろん人によって必要と感じる保険は違うので一概に高いとは言えない面もありますが。

ただ少なくとも保険会社のHPから直接見積を取ることで間に入る代理店手数料は減らすことができるのでは?と思います。見積を自分で取る中で何が本当に必要なのか考える機会を得られるのも良いです。

ちなみに、私が提携企業から紹介された火災保険は5年間でざっくり200,000円。

自分で保険会社HP上で必要と感じる保険に絞った結果、5年間で21,000円と10分の1近くまで金額が落ちました。

損害保険会社に勤める知人にも内容を相談しながらだったので、必要なものまで削ったつもりはありませんがここまで節約できたので自分でしっかり比較した方がいいと思います。

まとめ

もし言われるがままに購入していたら350-400万円近い金額を払っていたのでは?と思う販売会場でした。

それだけのお金があれば車も購入できてしまう程です。なので、その場の勢いで契約せず落ち着いて比較検討して要否を確認する事が大事です。私の場合、250万円ほどは支出を抑えられました。

抑えるところはしっかり抑えて、投資に回してお金に働いてもらいましょう!

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この記事を書いた人

2児の子育てをしながら FI (Financial Independence) を目指してコツコツ積立投資に励むサラリーマンパパ。
「ウォール街のランダムウォーカー」に出会ってからはインデックス投資一本足に。暴落・急騰にぶれず慌てずコツコツと続けてます!

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