弁護士・税理士・医師といった資格がないと営業できない仕事であれば資格を取る必要性は明確です。
一方、普通の会社員・サラリーマンって資格がなくても職につけるので、資格の必要性ってあまり感じないですよね。
そんなサラリーマンでも取得しておいてよかったと実感している資格 (簿記3級とPMP (Project Management Professional))について記事にしていきます。
他にもITストラテジストや証券アナリスト、語学関係の等々資格も取りましたが、資格のための勉強という印象で直接業務につながっているか?役立っているか?と言われるとイマイチ効果を感じておらず上記二つが抜けています。
なぜサラリーマンは資格に価値を感じにくい?
繰り返しになりますが、サラリーマンって資格がなくても結構業務ができてしまうんですよね。
人事評価の際に参考程度で見られるのかもしれませんが、資格よりも実際の業務がどうなのか?という点の方がより重視されていると感じるし。(そうあるべきとも思います)
もちろん継続して学習する事自体は素晴らしいことですし、向上心を持って何かに取り組める人間であると会社へのアピールには使えると思います。でもその程度なのかな。
サラリーマンやっていると対外的にはまず会社の看板があり、対内的にも今まで自分が築いてきた社内評価があり。どんな資格を持っているからどうか?なんて見られ方はまぁしないと思います。そんな状況だったら資格って結局自己満足だし、取っても取らなくても大差ないなと思いがちになってもしょうがないかな。
だからこそ資格取得のために勉強した効果を実感しやすい資格を紹介したいです。
簿記3級
売上・経費・利益・投資・償却などなど会社の中にいれば避けては通れない単語を学習し、決算書がどう出来上がるのか?どう読めばいいのか?という基本的な知識が身につくので。
当たり前だ、と言われるくらい基本的な資格である一方でこれほど勉強した内容が直接的な業務に役立てられる資格は振り返ってみてもなかったです。
仕事から離れて老後を見据えた投資を考えてみても、投資先を考える決算書をみるためにも役立ちます。
将来独立しようものなら決算書作成に間違いなく必要になるでしょう。
と、思うと職種に関わらず取っておいて損のない資格だと思います。
PMP
プロジェクトマネジメントに関する資格ではありますが、試験の内容が結構実践的で業務に役立つんですよね。
プロジェクト期間中に想定される問題・課題に対してどのようなアプローチを取るべきか?みたいな。
自分の仕事は「プロジェクトマネージャー」です。って人はそんなに多くないかもしれませんが、サラリーマンの仕事はプロジェクトだらけだと思うのです。
例えば営業だって関係者は誰でそれぞれどのような関係・役割があるのか把握し、相手の要求・要件を把握し、ソリューションを提案する、という一つ一つ異なるプロジェクトを推進・管理しているようなもので。
それぞれの案件の中で問題が発生し、課題をどう管理するのか?解決のためにどのようなアクションを取るのか?関係者へアプローチする際にはどのような態度で臨むのが良いのか?
などなど、経験を積み、先輩・上司の背中を見て学べ!と前時代的な発言が出てきてしまいそうなノウハウを体系的に学習できることはどの職種でも役立つはずです。
プロジェクトマネージャの仕事の大半はコミュニケーションと言われており、会社員はコミュニケーションなしに1人では仕事をできない事を考えればプロジェクトマネージャについて学ぶ事が役に立たないはずもないですね。
まとめ
何でもいいから学習する。それには目標があった方がモチベーションを維持し易いから何か資格をとるのも良いです。
でも、その資格がより直接的に業務に役立つと思えばよりモチベーション高く有意義に学習に取り組めるのでは?
もし簿記3級やPMPを取得されていないようでしたら、是非取得してみてください。
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